検査用治具を改良し品質が向上しました。

こんにちは、チトセ電子小林です。
製造業において、不良を0にする事は非常に難しく永遠の課題だと思います。
弊社でも社外不良を0にする事を品質目標として掲げておりますが、まだ目標に到達できていません。
検査工程時に社内不良の統計をとり、ヒト、モノ、方法などの観点からどのような不良が出ているのか常にチェックしています。
その中でも特に多い不良が「コネクタの差し込み不足」によるものです。
検査治具を使用して導通検査を全数実施しているのですが、最後の目視検査で差し込み不足が見つかることがあります。
そこで、導通検査の段階でコネクタの差し込み不足が無くならないか検討し、検査治具を改良しました。
以前は差し込み不足があった場合でも導通が通ってしまいましたが、治具製作会社様に協力を頂き、治具を改良する事で差し込み不足を検知できるようになりました。
更に、以前の治具よりも検査を早く進めることができ、導通検査の工数削減につながりました。
今後も品質の向上に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

写真一番右のコンタクトが差し込み不足

差し込み不足があると治具のプローブピンと接触せず導通しない

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