PUDPコネクタの圧着加工事例
PUDPコネクタとは?
JST(日本圧着端子製造株式会社)が製造する2.0mmピッチ2列構造の強ロック付き基板対電線接続用コネクタです。
圧着加工のプロセス
1. 使用部材の選定
今回使用する部材は以下の通りです。
- 電線:UL1007 AWG24(L=175mm)
- コンタクト:SPUD-001T-P0.5
- ハウジング:PUDP-16V-S

2. 電線の切断・被覆剥離・圧着加工
今回のハーネスは両端を全自動圧着機で切断、被覆剝離、圧着、を自動で行います。

3. 品質管理
圧着品質を確認するため、クリンプハイト測定専用マイクロメーターを使用して芯線圧着部と被覆圧着部のクリンプハイト測定を行います。測定の結果、芯線圧着部が0.56mm、被覆圧着部が1.73mmと管理範囲内でした。
芯線圧着部 | 被覆圧着部 | |
圧着条件 | 0.55~0.60mm | 1.7~1.9mm |
計測結果 | 0.56mm | 1.73mm |


4. ハウジングへの挿入
圧着部に引張力を加えず真っ直ぐに挿入後、ロックが確実にかかっているか確認します。
また、軽く引っ張り、抜けないことを検証します。


まとめ
今回の圧着加工事例では、コンタクトのSPUD-001T-P0.5圧着とPUDP-16V-Sのハウジング挿入を紹介しました。
JST PUDPコネクタ SPUD-001T-P0.5の圧着加工に関するご相談やお見積りは、 弊社までお気軽にお問い合わせください。

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